3DS Controller Mod / Manual
Online Manual

3DS Controller Mod コントローラー拡張ボード ― 高精度入力制御ソリューション

3DS本体に専用のコントローラー拡張ボードを組み込み、PCから各種入力を高精度に再現するハードウェアシステムです。使い慣れた外部コントローラーでプレイしたり、PCと連携して操作を自動化したりできます。

超低遅延・DS対応 タッチ操作フル対応 CFW不要 マクロ・自動連射 最大5台マルチ同期
3DS Controller Mod 本体イメージ
3DS Controller Mod 広告
01はじめに

製品概要と主な機能

3DS Controller Modを導入すると、次の操作ができます。

超低遅延&DSソフト対応

従来のCFW(InputRedirection)によるソフトウェア制御と異なり、遅延はほとんどありません。3DSに加えてDSのソフトも快適にプレイできます。

幅広い互換性

従来のMOD(LoopyControllerMod)は接続できるコントローラーが限られ、タッチ入力にも制限がありました。本製品はタッチ操作に完全対応し、多くの外部コントローラーを使えます。

直感的なタッチ操作

PCのマウスやタッチモニター、コントローラーのタッチパッドで、画面へのタッチ入力をそのまま再現できます。

マルチデバイス同期

1台のPCとコントローラーから、複数台のDS/3DSを同時に操作できます。

比較項目 おすすめ
コントローラー拡張ボード
Loopy製
コントローラーMod
Input Redirection
(ソフト制御)
対応コントローラー ◎ PC対応品のほとんど △ 5種のみ △ 一部のみ(Xbox等)
Bluetooth接続 ◎ 対応 × 非対応(直繋ぎ) ◎ 対応
CFW(改造) ◎ 不要 ◎ 不要 × 必要
C-Stick操作 ◎ 対応 × 非対応 ○ 対応
タッチ操作 ◎ 対応 × 非対応 ○ 対応
DS用ソフト ◎ 対応 ◎ 対応 × 非対応
応答速度(遅延) ◎ 超低遅延 ○ 低遅延 × 遅延大
マクロ・自動化 ◎ 高度対応
(画像認識・文字認識等)
× 非対応 × 非対応

自動化・効率化ツール

  • ボタン連射:任意のボタンを高速で連射します。コントローラーからも設定と解除ができます。
  • マクロ機能:手間のかかる繰り返し作業をマクロで自動化します。
  • 入力記憶・再生:自分の操作を記録し、そのまま再現します。
02はじめに

対応機種・互換性

対応する本体と、キャプチャーボードとの組み合わせを説明します。

本体対応状況
Nintendo DS(オリジナル。DS Lite / DSiは除く)対応
Nintendo 3DS対応
Nintendo 3DS LL対応
New Nintendo 3DS LL対応
Nintendo 2DS非対応
New Nintendo 2DS LL非対応
New Nintendo 3DS非対応

キャプチャーボードとの互換性

映像出力用のキャプチャーボード(通称:偽トロキャプチャー)と併用でき、後から増設することもできます。世界的にシェアの高いLoopy氏のキャプチャーデバイス(DS Capture / New3DS LL Capture)にも完全に対応しています。映像をキャプチャーボードでPCに取り込み、操作を3DS Controllerで行えば、PC1台で3DSをプレイできます。映像画面をマウスで操作して下画面のタッチ入力もでき、ウィンドウサイズに合わせた自動補正機能もあります。

接続ポート図
Connect Port ― 拡張ボードの接続構成
海外ユーザー向け要約:PCと外部コントローラー(PS4/PS5/Xboxなど)で3DSを操作できます。CFWは不要で、ハードウェアで制御します。スライドパッド、Cスティック、タッチスクリーンを含むすべての入力に対応し、Loopy氏のキャプチャーボードとも併用できます。

対応コントローラーについて

  • PCで動作するコントローラーであれば、ほとんどが使用できます。
  • PCにBluetooth機能やレシーバーがあれば、無線コントローラーでも操作できます。
  • USB変換アダプタを使えば、N64などレトロゲームのコントローラーでも操作できます。
  • 別アプリ「JoyToKey」とキーボード入力設定を組み合わせると、さらに多くのコントローラーやPCデバイスを使えます。

コントローラー拡張ボード 動作報告リスト

PS4 DualShock4
PS5 DualSense
Switch Proコントローラー
Xboxシリーズ コントローラー
サイバースティック XE-1AJ
Real Arcade Proシリーズ
Brook Universal Fighting Board
N64コントローラー変換器 Adaptoid
Firebird(ソフトで個別の設定が必要)
SegaSaturn USBパッド

主要コントローラーの比較・特徴

DualSense(おすすめ)

◎ 最新のPS5で使用可能/ボタンの質が良い/タッチパッドでタッチスクリーン操作が可能/Type-C対応

△ 価格がやや高い/DualShock4より重い(約280g)/本体が大きめ

DualShock4(安価)

◎ 中古なら安価に入手可能/とても軽い(約210g)/タッチパッドでタッチスクリーン操作が可能

△ PS5ゲームには使用不可/microUSB端子でやや使いにくい

Xbox ワイヤレスコントローラー

◎ WindowsやSteamのゲームと相性が良く安定動作/Type-C対応

△ バッテリーは別売(単三電池でも稼働)/タッチパッドがない/やや重い(電池込み約300g)/十字キーのカチカチ音が大きめ

03はじめに

導入のメリット

従来の改造では難しかったアナログ操作とタッチパネルの制御を、専用ボードで実現します。

すべての操作を使い慣れたスタイルで

全ボタン、スライドパッド、Cスティックに加え、拡張スライドパッド(CirclePad Pro)、タッチスクリーン、スリープ切替まで、すべての入力を高精度に再現します。

  • 操作性の向上:PCで認識できるほぼすべてのコントローラーに対応します。モンスターハンターなどで右スティックによるカメラ操作ができ、アクションゲームが遊びやすくなります。
  • 手元で完結する操作:Bluetoothでワイヤレスにプレイできます。連射機能のON/OFFも、コントローラーの操作だけですぐに切り替えられます。

本体に負担をかけない設計

  • CFW不要:本体のファームウェアを変更しません。起動不能やオンライン制限の心配がなく、純正の使い勝手のまま導入できます。
  • 故障リスクの低減:本体を直接操作しなくなるため、スライドパッドの故障、ボタンの反応悪化、タッチパネルの傷や反応不良、落下や水没を防げます。
  • コレクションの保存:生産終了した本体や限定モデルを、きれいな状態のまま据え置き機のように遊べます。
  • 据え置き運用:スリープ機能も制御できるため、本体を閉じたまま使えます。ソフトの差し替えとUSB接続のとき以外は、本体に触れる必要がありません。

主な使用用途・活用例

  • 外部コントローラー・専用ギミック:ハンドルコントローラーやサイバースティックを接続して、レースゲームやフライトシミュレーターを実機に近い操作感でプレイできます。
  • 拡張スライドパッド エミュレート:旧3DSの拡張スライドパッドをエミュレートし、対応ソフトで右スティックやZL/ZRボタンとして使えます。
  • タッチモニター連携:外部タッチモニターと連動して、大画面でのプレイや配信、検証作業ができます。
  • 自動連打機能:Aボタンを自動で連打して、RPGの長い会話イベントを飛ばしたり、雑魚戦を素早く進めたりできます。
  • マクロによる完全自動ループ:ポケモンの色違い厳選や定型作業など、時間のかかる操作を自動でループ実行します。コントローラーから緊急停止もできます。
  • ポケモン自動化ソフト対応:Poke-Controller-Modified-Extensionに対応しています。
04セットアップ

ブラウザ版ユーティリティ

web.3dscontroller.com ― Chrome(推奨)/ Brave / Edge / Opera に対応

3DS Controller Web Utility 画面

ブラウザで動作する3DS Controller Webです。画面をブラウザ内に表示したりポップアップ化して自由な位置とサイズに変更も可能。アプリ版には無い様々な機能が実装されています。アプリ版に対応していない古いWindowsやMacでも使えます。

  • 最大5台まで同期接続・制御
  • DualSense、Switch Proコントローラー、Xboxコントローラーなどに対応
  • 拡張スライドパッド自動エミュレート
  • マウスとPSタッチパッドでタッチ操作
  • キャプチャー画面録画機能。リプレイバッファも対応
  • 連射、入力記憶リプレイ、マクロ作成
  • OCR文字認識、画像認識、画像サーチなどの高度なスクリプト生成、データベースの読み込み
  • 専用ROOMを作成し最大3人まで友人を招待して小規模ストリーミング配信。チャット機能も有り
  • 招待した友人に遠隔操作権を譲渡して回しプレイも可能
  • 自分専用ROOMを作り外出先から自宅のゲーム機をリモートプレイ
  • ビューア画面を取り込み、シャープネスと彩度を調整可能
  • HOMEボタンを長押しでPOWERボタン起動

使い方

  1. ポート追加ボタンを押してシリアルポートに接続し、コントローラーのいずれかのボタンを押すと、コントローラーが認識されます。
  2. DualShock4/DualSenseでは、タッチパッド接続ボタンを押して接続すると、タッチパッドでタッチ操作ができ、ライトバーの色も変更できます。
  3. ボタンの割り当てを変更したい場合はボタンリマップを実行してください。設定はCookieに保存されます。
  4. 詳細設定では、スティックの細かい調整や連射速度の設定ができます。
  5. ビューアソフトを取り込むと、ブラウザ内に映像を表示できます。録画も可能で、ピクチャーインピクチャーモードでは自由に移動や拡大ができます。
  6. ヘルプボタンを押すと様々な操作方法が確認できます。
05セットアップ

アプリケーション版:基本画面

ソフトのバージョンによって、説明や画像が実際の画面と異なることがあります。

アプリケーション版 基本画面
アプリケーション版メイン画面
  • 01
    コントロールボタンマウスでクリックすると、そのボタンをゲーム機に送信します。押している間は色が変わります。一部のボタンは右クリックで黄色かピンク色になり、連射を設定できます。右上の電源ボタンを右クリックすると、スリープを切り替えられます(対応版のみ)。
  • 02
    情報リストボックス各種情報を表示します。マクロの読み込み中にダブルクリックするとマクロファイルを開いて編集でき、再読込ボタンで変更を反映します。
  • 03
    タッチスクリーンウィンドウ起動ボタンタッチスクリーンウィンドウを起動します。
  • 04
    マクロファイル再読込ボタン編集したマクロファイルを再読み込みします。
  • 05
    マクロファイル読み込みボタンマクロファイルまたはリプレイデータを指定して読み込みます。
  • 06
    入力記録開始ボタンリプレイの記録を開始します。もう一度押すと記録を終了し、入力を保存します。
  • 07
    リプレイ・マクロ再生ボタンリプレイ・マクロを再生します。
  • 08
    再生停止ボタン実行中のリプレイ・マクロを強制停止します。
  • 09
    リピートボタンリプレイとマクロを繰り返し再生します。もう一度押すと解除されます。
  • 10
    ビューアフルスクリーンボタンビューアソフト起動時にフルスクリーン化します。
  • 11
    COMポート検出したCOMポートを一覧表示します(対象デバイス名以外は除外)。接続中は左の●が緑、未接続は赤になります。複数COMポート検出を有効にした場合、起動時に自動接続しません。
  • 12
    コントローラーリスト接続中コントローラーの一覧表示と接続切替を行います。
07入力設定

ボタン連射設定

ボタンごとに連射を設定できます(上下左右ボタンは押し続ける動作になります)。

ボタン連射設定
連射Turbo
ボタンを右クリックすると黄色に変わり、そのボタンを押している間だけ連射します。
連射Hold
Turboモードのボタンをもう一度右クリックすると、色が変わってHoldモードになります。ボタンを離している間は連射し続け、押している間は連射が止まります。どちらも右クリックで解除できます。
コントローラーからの連射設定
コントローラーのL3ボタンを押しながら連射したいボタンを押すとTurbo連射になり、同じボタンをもう一度押すとHold連射になります。L3ボタンを2回続けて押すと連射を解除します。
08入力設定

パッド操作サークル/アナログ入力設定

パッド操作サークル

Lボタン下あたりの何もない場所をクリックしたままドラッグすると、スライドパッドを操作できます。Rボタン下あたりをドラッグすると、Cスティックを操作できます。クリックを離すと中央に戻ります。

パッド操作サークル

コントローラーアナログ入力設定画面

左右のアナログスティックとトリガーの動作確認と、デッドゾーンの設定ができます。PS、Xbox、Switch純正のコントローラーは自動で設定されるため、通常はデフォルトのままで問題ありません。ハンドルコントローラーやサイバースティックなど、ドリフトで意図しない入力が入るコントローラーの調整に使います。

  • スティックの座標は丸い点で表示されます。デッドゾーン(入力を無視する範囲)は赤い丸枠の内側です。点はデッドゾーン内ではピンク、外側では青になり、端やマックスゾーンの外に達すると緑になります。
  • デッドゾーン範囲外を圧縮:赤い丸枠から青い丸枠までを0.01〜1.0として計算します。
  • そのままにする:デッドゾーン範囲内を単純にスティック原点として処理します。
  • トリガーのデッドゾーンは縦の青線で表示されます。バーはデッドゾーン内では赤、範囲外では緑になります。
  • 設定値を変更するとデッドゾーンの表示も連動して変わります。リセットすると、設定画面を開いた時点の値に戻ります。
  • キャリブレーションボタン:左右スティックの可動域最大範囲を設定します。
アナログ入力設定画面
09全体設定

ボタン割り当て設定①②

ボタン設定①

コントローラーに3DSのボタンを割り当てる設定画面です。コントローラーのボタンを押すと、十字キーの矢印とボタン①〜⑯の色が変わります。左のボタンをクリックするとボタン設定ウィンドウが開くので、割り当てたいボタンをコントローラーで押してください。

  • 十字キーの上下左右は、ハットスイッチがあるコントローラーでは設定不要です。ハットスイッチがない場合のみ割り当ててください。
  • 左下のPS4/XBOXボタンを押すと、コントローラーに合ったボタン配置を一括で割り当てます。
  • DS ST3モードではHomeボタンがリセットボタンとして動作します。
  • XBOXコントローラー等のアナログトリガーボタンは、ボタン設定②画面で設定します。
ボタン設定①

ボタン設定②

アナログトリガー設定
アナログトリガーを使うための設定です。LR同時押しの割り当てもできます。ボタン設定①と重複していると機能しません。トリガーデッドゾーンは、値を小さくすると少し押しただけで反応し、大きくすると深く押し込んだときだけ反応します。
連射設定
連射の切り替えと連射間隔を設定します。Selectボタンを2回押してから対象のボタンを押すと、連射を設定できます。同じ操作でそのボタンの連射を解除し、Selectボタンを3回押すとすべて解除します。隠しコマンドを使う場合も、この設定の有効化が必要です。
ボタン設定②
10全体設定

スティック設定

右スティック置換モード有効
右スティックの各方向にボタンを割り当てられます。反応が過敏な場合は、アナログ入力設定で右スティックのデッドゾーンを広げてください。
入力方向補正値
入力の入りやすさを調整します。値が小さいほど、上下左右にまっすぐ倒さないと反応しません。値が大きいほど、斜め方向にも入力されやすくなります。
C-Stickコントロール
Cスティック対応版では、右スティックでCスティックを操作できます。右スティック置換モードや右スティックトラックパッドモードとは併用できません。
スティックリバース設定
左右スティックの上下左右を反転します。カメラ操作の方向が固定されていて遊びにくいゲーム(例:DQVIII)で使います。
コントローラータイプ
右スティックやトリガーの入力情報はコントローラーによって異なります。検出方式を手動で切り替えてください。
スティック設定画面
11全体設定

DualSense/DualShock4設定

タッチパッド操作
タッチパッドでタッチスクリーン操作、またはスワイプでマクロ実行が可能になります。
スワイプでマクロを実行
有効にして特定のファイル名のマクロを配置すると、タッチパッドを上下左右にスワイプしてマクロを実行できます。スワイプマクロが有効でファイルが見つからない場合は、リプレイを実行します。
Lightbar RGB
ライトバーの色を自由に変更できます。輝度を高くするとバッテリー消耗が早まります。
ジャイロ設定
ジャイロの反応を調整します。
DualSense設定画面
12全体設定

詳細設定

ボーレート
通信のボーレートを設定します。デバイスと一致していないと通信できず、応答速度も低下します。PCのスペックが足りない場合以外は変更しないでください。
パッド入力情報取得間隔
コントローラー入力の取得間隔を設定します。値を小さくすると応答速度は上がりますが、PCの負荷が増えることがあります。通常は3〜5に設定し、高スペックなPCでは1にしても構いません。
ListBoxフォントサイズ/太字
情報リストボックスの文字サイズと太字を変更できます。
起動時の演出パターン
起動時にボタンが光る演出を選択します。演出中も通常通り入力操作が可能です。
リプレイデータ記憶精度 閾値
スティックとタッチ操作の記録閾値を設定します。値を下げると精度が上がりますが、データ量も増えます。
スレッドプール最大スレッド数
CPU負荷を抑えるための最大スレッド数です。通常は変更する必要はありません。
リプレイ初回Delay削除
入力記憶のリプレイを再生するとき、最初の入力をすぐに開始します。
テキストエディタ指定
マクロ読み込み中にリストボックスをダブルクリックで開くテキストエディタを変更できます。
連動外部ビューアアプリ指定
ソフト起動時に連動して起動する外部ビューアアプリを指定します。
Revision設定(前期版のみ)
DS/3DS LL/New3DS LLのRevisionを設定します。一部の動作が変更されます。
13全体設定

ダブルモード

メニューの動作モードで「ダブルモード有効」にチェックを入れると、3DS Controller対応デバイス2台を同時に操作できます。ブラウザ版は最大5台(クインティプル)まで接続できます。

ダブルモード設定

COMポートのアクティブ・スルー

各COMポートの横のボタンは、入力の受け付け状態を表します。青は入力を送信するアクティブ状態、赤は送信しないスルー状態です。クリックすると個別に切り替えられます。

ダブルモードが有効なときは、コントローラーのSelectボタンを2回押してから次のボタンを押すと切り替えられます(押すたびに切り替わります)。

  • 上:接続1 アクティブ/スルー(COMポート上段)
  • 下:接続2 アクティブ/スルー(COMポート下段)
  • 右:接続1・2 両方をアクティブ
  • 左:接続1・2 両方をスルー
ダブルモードに対応するのは、New3DS S2 / T3、3DS S2、DS ST3のみです。対応デバイスであれば、異なる機種を組み合わせても同時に操作できます。
14タッチ操作

タッチコントロール機能

タッチ対応版を導入すると、3DSのタッチパネルを操作できます。DualShock4/DualSenseでは、タッチパッドとジャイロ機能でもタッチパネルを操作できます。

タッチスクリーンウィンドウ

タッチスクリーンウィンドウボタンを押すと、透明なウィンドウが起動します。ウィンドウの表示中はボタンが青色になり、閉じると元の色に戻ります。タッチ中はボタンが赤色になります。3DS本体の仕様により、タッチ中はボタン操作を受け付けません(DS版はタッチ中でも操作できます)。

初期設定では、ビューアソフトを検知して、下画面の映像に合わせたサイズと座標に自動調整します。自動調整を使わず自分でウィンドウ位置を調整するときは、ウィンドウを右クリックして「手動調整モード」を実行してください。

右クリックメニュー

ダイレクトタッチ/トラックパッド
モードを変更します(DualSense専用モード)。
スクリーン自動調整
タッチスクリーン自動調整モードを有効にするか解除します。
手動調整モードを開始
タッチスクリーンウィンドウのサイズ・位置を手動調整するモードに入ります。
タッチスクリーン設定
タッチコントロール設定画面を開きます。
タッチスクリーンウィンドウ手動調整
青色の透明ウィンドウを下画面の位置・サイズに重ねて調整。ビューア映像を回転させている場合は右クリックメニューから90度回転を選択します。

操作方法

マウス操作
ウィンドウ上ではカーソルの形が変わります。左クリックするとカーソルが赤色になり、その座標にタッチを送信します。ドラッグするとタッチもドラッグされ、マウスを離すとタッチも離れます。
右スティック トラックパッド
右スティックで緑色のカーソルを動かし、設定したタッチボタンを押すと、その座標にタッチを送信します。ボタンを押したままスティックを動かすと、ドラッグもできます。
タッチ マクロコマンド
Tap { X , Y } , 3 で指定座標に指定回数タップ。Drag { X1 , Y1 -> X2 , Y2 } , 0.5 で座標1から座標2へドラッグします。

DualShock4・DualSense専用モード

青色のカーソルはタッチを送信していない状態、赤色のカーソルはタッチを送信中の状態を表します。

ダイレクトタッチ モード
タッチパッドに触れた位置をDSの座標に変換して送信します。タッチ中はカーソルが赤色になります。
トラックパッド モード
タッチパッドに触れると青色のカーソルが表示され、操作できます。タップ(押し込む、または一度離してから軽く触れる)すると、その座標にタッチを送信します。タップしたまま動かすか、2本指で操作するとドラッグできます。

タッチコントロール設定

Touch Mode 有効
タッチモードを有効にします。
タッチ保持 最低待機時間
タッチ対応モニターなどでタップが反応しない場合は、待機時間を長くすると反応することがあります。
スクリーンウィンドウ自動調整
ビューアの下画面映像に合わせて、位置とサイズを自動で補正します。うまくいかない場合は手動調整モードで調整してください。調整した座標とサイズは、次回の起動時にも復元されます。
スクリーンウィンドウ外枠表示
透明なタッチスクリーンウィンドウの外枠を常時表示します。
上画面タッチでスライドパッド操作有効
タッチモニター向けの設定です。上画面の左側をドラッグするとスライドパッドを操作でき、Cスティック対応版では右側をドラッグしてCスティックを操作できます。
カーソル下に座標を表示
3DSの座標を表示します。マクロを作成するときに、タッチ座標を調べるために使います。
15リプレイ/マクロ

記録・再生・マクロ製作

リプレイ機能

コントローラーの入力を記憶して再現できます。ボタン、スティック、Cスティック、タッチ操作を記録できます。

  1. 録画ボタンを押すと「●REC」マークが点滅し、入力の記憶を開始します。もう一度押すと、リプレイに保存されます。
  2. マクロ再生ボタンを押すと「▶REP」マークが点滅し、リプレイを実行します。
  3. 右側のリストで、実行中のデータや誤差などを確認できます。
  4. ファイルメニューからリプレイデータを保存することもできます(使えるマクロコマンドはExit、Pause、Captureのみです)。
リプレイ機能

マクロ製作ツール ― 3Dcon Macro Maker

3DS Controller用のマクロを作るための専用ツールです。実行ファイルは3DS Controllerに同梱されています。各コマンドの動作は、下のマクロコマンド一覧を参照してください。

3Dcon Macro Maker

マクロコマンド一覧

コマンド名の後に半角スペースを入れて記述します。それ以外の余分なスペースは無視されます。行頭に半角の # を付けると、その行はコメントとして読み飛ばされます。英字は大文字でも小文字でも認識されます。動作しない場合は、スペル、カンマ、カッコの記述ミスを確認してください。
Button
Button { X , Y } / Button { A } , 5
もっとも基本的なコマンドで、ボタンを押してすぐ離します。{ }内にカンマ区切りで複数のキーを指定できます。末尾にカンマと数値を付けると、連打回数を指定できます。
【登録可能キー】Left, Down, Right, Up, A, B, X, Y, L, R, ZL, ZR, HM, SL, ST, PW(HM=3DSホーム/DS ST3ではリセット、SL=セレクト、ST=スタート、PW=電源。PWは長めに押さないと反応しません)
Press
Press { Right , B } , 2.5
Buttonの長押し版です。指定した秒数だけ押したまま待機します。離すにはWaitを挟むか、Pressから対象のボタンを外してください。1フレーム(0.017秒)以下の短い送信時間は、ゲーム機が受け付けません。
Wait
Wait 1.5
ボタンをすべて離した状態で、指定した時間待機します。離されるのはボタンだけで、スライドパッドとタッチ入力は解除されません。
Axis
Axis { Right_Up } , 1 / Axis { Up_Tilt } , 3 / Axis { Center } , 0.1
3DS/New3DSモードでスライドパッドを操作します。ボタンと同時には送信できません。Waitを入れても元に戻らないため、Axis { Center }でニュートラルに戻してください。方向はRight/Left/Up/Down/Right_Up/Right_Down/Left_Up/Left_Downです。_Tiltは少しだけ倒した状態で、歩きと走りを使い分けるときに使います。
CAxis
CAxis { Left_Down } , 1 / CAxis { Center } , 0.1
New3DSモードでCスティックを操作します。Axisと同様に、ボタンと同時には送信できません。_Tiltはスティックを7割ほど倒した状態です。
Pause
Pause
マクロを一時停止し、続行または終了の確認ダイアログを表示します。
Repeat
Repeat 3 , manual
読み込み中のマクロを、指定した回数だけ繰り返し再生します。manualは毎回確認ダイアログを表示し、autoは確認なしで自動的に繰り返します。
Load
Load next_macro.txt , auto
指定した別のマクロファイルに切り替えて、先頭から再生します。autoは確認なしで切り替え、manualは確認ダイアログを表示します(はいで切り替え、いいえで切り替えなし、キャンセルでマクロ終了)。
Loop / LoopEnd
Loop 3 … LoopEnd
LoopからLoopEndまでの間のコマンドを、指定した回数だけ繰り返します。間にRepeatやLoadを入れないでください。
RandomWait
RandomWait 0.5 - 2
指定した範囲内でランダムな時間だけ待機します。実際の値は、デバッグモードのButtonログで確認できます。
Hold / HoldRelease
Hold { Right , b } / HoldRelease { b }
指定したボタンを、HoldReleaseが来るまで押し続けます。Pressと違い、Waitを挟んでも解除されません。HoldRelease { all }ですべて解除できます。マクロを一時停止または終了すると、自動的にすべて解除されます。
Tap / TouchDown / TouchUp
Tap { X , Y } / TouchDown { 160 , 120 } , 3.5 / TouchUp
指定した座標にタッチを送信します(X:0〜320、Y:0〜240)。Tapはすぐに離し、連打の回数も指定できます。TouchDownは指定した時間だけ押し続けます。その後は必ずTouchUpを実行してください。実行しないと、3DSの仕様により他の操作ができなくなります。
Drag
Drag { X1 , Y1 -> X2 , Y2 } , 0.5
座標1から座標2まで、一定の速さでタッチしたままドラッグします。到達後もタッチは離れないため、TouchUpで離してください。Dragを続けて書くと、複数の点を通るドラッグもできます。
Comment
Comment 第2フェーズ開始
操作は行わず、確認用のコメントをリストボックスに表示します。タッチスクリーンウィンドウの表示中は、下画面の左上にも3秒間コメントを重ねて表示します。
Capture
Capture
ビューアのスクリーンショットをBMP形式でScreenshotsフォルダに保存し、プレビューウィンドウを開きます。
Exit
Exit
マクロを中断して再生を終了します。
Goto
Goto :Start
:で指定したラベルの行にジャンプします。
IfFlag
IfFlag { status, ON } , Load , next.txt / IfFlag { count, > 5 } , Goto , START
flags.txt(例:status=OFF / count=5)を読み込み、条件に応じてLoad(マクロの切り替え)またはGoto(ラベルへのジャンプ)を実行します。数値の条件には、>、<=、!= などの不等号も使えます。外部アプリと連携するためのコマンドです。
SetFlag
SetFlag { status, false }
flags.txtの指定フラグを書き換えます。

記述例

Press { right , b } , 2.5  # 右とBボタンを同時押しで2.5秒間送信
Press { right , b , a } , 0.2  # 右とBボタンの同時押しにAボタンを追加して0.2秒間送信
Wait 1.55  # すべてのキーを離して1.55秒間待機
Press { up , b } , 0.7  # 右とAボタンを離してBボタンを維持したまま上キーを0.7秒間送信
16詳細・ツール

周辺ツール・連携

CV-Vivid ― 映像補正アプリ

外部アプリ「CV-Vivid」を使うと、映像をくっきり鮮やかにできます。3DS Controllerにも完全に対応しています。(cv-vivid.3dscontroller.com / BOOTH販売ページ)

フィルター適用前
Before:全体的に白っぽく、文字もぼやけている
フィルター適用後
After:色が濃くなり、文字もはっきり読める

キーボード割り当て記述対応表

キーボード割り当て設定を有効にすると、キーボードからボタン入力を送信できます。割り当ては key_mapping.ini を編集して設定します。

3DSボタン名キー名記述備考
十字キー矢印キーRight / Left / Up / Down矢印キー
―F1〜F12F1ファンクションキー
―A〜ZA通常のA〜Zキー
―0〜9D0テンキーではない0〜9キーは頭にDを付ける
Aテンキー0〜9NumPad0テンキーの0〜9
B.Decimalテンキーのピリオド
X/Divideテンキーのスラッシュ
Y*Multiplyテンキーのアスタリスク
L-Subtractテンキーのマイナス
R+Addテンキーのプラス
HM(HOME)エンターEnterエンターキー
SL(SELECT)EscEscapeエスケープ
ST(START)スペースSpaceスペースキー
PW(POWER)ShiftShiftKeyシフトキー
ZLCtrlControlKey左はLControlKey、右はRControlKey
ZRAltMenuオルトキー
PlayMacroBackspaceBackバックスペースキー

隠しコマンド

隠しコマンドを使うには、全体設定の「Select×2で連射切替」を有効にしてください。ほかにも隠しコマンドがあるので、探してみてください。

コマンド効果コメント
上, 上, 下, 下, 左, 右, 左, 右, B, A3秒後にアプリケーションを終了しますコントローラー操作からソフトを終了できます
上, X, 下, B, L, Y, R, A情報ウィンドウに、伝説の超サ〇ヤ人の台詞が表示されます特に効果はありませんが、好きなだけ遊べます
上, X, 下, B, 左, L, 右, Rウィンドウを初期位置に移動させます画面外に出てしまったウィンドウを戻せます

シリアル通信データマップ

3DS Controllerとコントローラー拡張ボードの間で使うシリアル通信データの対応表です。旧FT DS方式、S2・T3方式、タッチ、スティックとC-Stick、スリープ制御の通信フォーマットを確認できます。

FT DS(Initial Version)

項目値
C BUS0x82
D BUS0x80
Rev3Rev2Rev1ボタン
C0C0C0LEFT
C1C1C1DOWN
C2C2C2RIGHT
C3C3C3UP
C4C4C4A
C5D6C5B
C6D7C6X
D5D5C7Y
D0D0D0L
D1D1D1R
D2D2D2SELECT
D3D3D3START
D4D4D4POWER

DS・3DS Serial Protocol(S2・T3)

ボタンByte 1Byte 2Byte 3
LEFTA10100
DOWNA10200
RIGHTA10400
UPA10800
AA11000
BA12000
XA14000
YA18000
LA10001
RA10002
HOMEA10004
STARTA10008
SELECTA10010
POWERA10020
ZLA10040
ZRA10080
Reset (DS)A10004
BaudRate変更
速度Byte 1Byte 2Byte 3
115200A3201C
57600A300E1
19200A3004B
9600A38025
項目Byte 1
VersionB1

タッチデータ

項目Byte 1Byte 2Byte 3Byte 4Byte 5状態
TouchB200xHighxLowyLowTouchUp
TouchB201xHighxLowyLowTouchDown

タッチキャリブレーション

項目Byte 1Byte 2Byte 3Byte 4Byte 5操作
TouchB3XminXmaxYminYmaxDataWrite
TouchB4Calibration Data Read
TouchB5Calibration Data Factory Reset
TouchB6XminXmaxYminYmaxFactoryWrite
StickPad DAC Data
方向Byte 1Byte 2Byte 3
CENTERA28080
LEFTA27E80
DOWNA280FA
RIGHTA2FA80
UPA2807E
StickPad DAC Data(New Firmware)
方向Byte 1Byte 2Byte 3
CENTERA28080
LEFTA2FF80
DOWNA28000
RIGHTA20080
UPA280FF
C-Stick DAC Data
方向Byte 1Byte 2Byte 3
CENTERA40000
LEFTA48000
DOWNA4007F
RIGHTA47F00
UPA40080
Disable SleepByte 1Byte 2値
DSFC000:Enable / 1:Disable
3DSFC010:Disable / 1:Enable
17サポート

トラブルシューティング

よくある不具合と対処方法をまとめました。

USB・通信・環境に関するトラブル

シリアルポートに正常に通信できない
「デバッグ>複数COMデバイス検出有効」にチェックを入れてソフトを再起動し、COMポートを選択してください。USBの再接続、PCの再起動、デバイスマネージャーでのCOMポート番号の変更も試してください。
コントローラーは反応するがゲーム機側に反応がない
USBが認識されているか、動作モードが合っているか、COMポート番号が一致しているかを確認してください。USBの再接続やPCの再起動も試してください。
ソフトがフリーズする
ファームウェアのバージョンが古く、タッチモードやC-Stickコントロールに対応していないデバイスでこれらを有効にすると、通信を正しく処理できずにフリーズすることがあります。設定で該当の機能を無効にして、USBを再接続してください。
接続するとキャプチャー映像がカクつく
USBハブを使っている場合は、キャプチャーとは別のUSBポートに接続してください。改善しない場合は、ボーレートの値を下げてください。
設定ファイルの名前が文字化けする
settings.ini を開き、エンコードを「UTF-8」に指定して保存すると、日本語を正しく読み込めます。

コントローラー全般・特定機器のトラブル

コントローラーが認識できない
ソフトの実行ファイルを右クリックし、「管理者として実行」で起動してください(プロパティの互換性タブでチェックを入れると、常に管理者として起動できます)。Steamをインストールしている場合は、タスクマネージャーでSteamをすべて終了してから起動してください。DualShock4/DualSenseを検出できない場合は、「DS4Windows」をインストールすると検出できることがあります。
コントローラーFirebirdがうまく動作しない
デバッグメニューで「複数COMデバイス検出」を有効にしてソフトを再起動し、COMポートのコンボボックスでコントローラー拡張ボードのCOMポートを指定してください。
DS FTモードで特定のボタンが反応しない/違うボタンが反応する
全体設定画面の「DS FT Revision」を変更してください。
18サポート

FAQ

対応OSは?

Windows 8.1/10/11に対応しています。macOSには対応していません。非対応の環境でも、コントローラー操作だけであれば、3DS Controller-Web(Chrome/Edge/Opera対応、Safari/Firefoxは非対応)から操作できます。

商品名は付いていないの?

開発者は、ソフトウェアを「3DS Controller」、デバイスを「コントローラー拡張ボード(Controller Expansion Board)」と呼んでおり、独自の商品名は付けていません。

ゲーム機本体のファームウェアを改変しますか?

ファームウェアは書き換えません。純正のファームウェアのまま、すべての機能が動作します。

海外版の本体でも動作しますか?

本体基板の仕様が同じなので、問題なく動作します。

本体のデータは失われますか?

データが消えることはありません。ただし、導入時の不備で本体が故障し、その結果データが失われる可能性はあります。

回路図やソースコードが欲しい

公開の予定はありません。

3DS Controllerの通信フォーマットを利用した自作ソフトやマクロスクリプトを公開してもいい?

自由に公開して構いません。ただし、使用は各自の責任で行ってください。3DS Controllerソフトウェアとウェブ版の二次配布と商用利用は禁止しています。

19サポート

お問い合わせ・インストールキット購入

開発者への連絡と、インストールキットの購入・代行の依頼は、以下から行えます。

Booth(インストールキット販売)
radama.booth.pm/items/8657501
X(旧Twitter)
x.com/lime_gree
mail
スパムメール防止のため画像で掲載
詳細は、元サイトのお問い合わせ欄をご確認ください。

お問い合わせフォーム

修理、改造代行、コントローラー拡張ボード、CV-Vividに関するお問い合わせは、このフォームから送信してください。内容を確認して、ご連絡します。

修理や改造代行のご相談では、対象機種(New 3DS LLなど)、現在のゲーム機の状態、希望する対応内容をできるだけ具体的に記載してください。
※「修理してほしい」「改造してほしい」だけでは詳細がわからず、見積もりを出せません。
【ご要望・バグ報告について】
・機能追加のご要望:随時受け付けています。その機能をどう活用するかも併せてお知らせください。導入と検証のコスト、バグが出るリスクを考慮するため、採用を見送ることもあります。
・バグ・不具合のご報告:改善に役立つため歓迎します。気づいた点があれば、お気軽にお寄せください。
送信先
info@3dscontroller.com
対応内容
ゲーム機の修理 / 改造代行 / コントローラー拡張ボードの問い合わせ / 機能追加要望・バグ報告